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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「REX~ウィーン警察シェパード犬刑事~」の記事一覧

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REX7 #12「有名になりたい」

ある店の開店パーティーに招待された女優のメラニーがシャンパンボトルで殴られて殺された。
この事件が新聞の一面を飾ったことに魅せられた犯人カルメンは、別の女優もシャンパンボトルで殴殺し、発見が遅れると自ら警察に現場ビデオを渡し、シャンパン殺人事件として世間を賑わせていることにうっとりするのだった。


有名になりたかったけれど素質がなかったために有名人を追うことにしたものの、メラニー事件で世間の注目を浴びたことに喜びを感じやめられなくなってしまった壊れた犯人でした。
殺害現場ビデオも警察に郵送じゃなくて、公園のシシー像の下に取りに来させてその様子を見るという、とにかくあのスリルが頭から離れなかったのでしょうね。
逮捕後、満足そうに「続きは刑務所で書く本でね!」と言う姿に有名熱の凄まじさを感じます。

それより!
メラニー事件の後、カルメンが帰宅した時にお母さんの見ているニュースにどっきり!
ウィーンではニュースで死体の映像放送するのですか?
あれ、偶然映っちゃいました、じゃなくて「殺されたメラニーさんです」って感じでしたよね。
またまたウィーンの不思議が増えました。

ライバル女優アニータの家に聞き込みに行った時、彼女はレックスのことを気にしてましたよね。
捜査に熱心ね、覗き見が好きなの?とか。
その後に聞き込みに行ったサインコレクターは、何をしようと眼中にない。
アルバムを椅子から落としても見向きもしなかったですよね。
ウィーンの人の両極を見たような気がします。
アニータは「ミス・マジョルカ」らしいからお国柄かしら?

クンツがバイク乗りの女性とデートしているらしい。
そしてそのデートに合わせた服をニキがアドバイスしているようだ。
「TPOが大事よね♪」と言いますが、まずクンツに似合っているかが先ではないのかな…?
案の定、「ボクのほうが似合う」とでも言うように、レックスは鋲付きベルトを自分の首輪(ネックレス?)にしてしまいました。
そんなこと忘れてたカルメンの追跡劇で、フェンスをくぐろうとしたら例の鋲付きベルトが引っかかってしまいレックスきゅ~っ…。
これか!クンツの恋路はこのためだったのかっ!(笑)
新パートナーになってから、レックスの仕事の姿勢ばかりが目立っていたので、イタズラで失敗しちゃうシーンは素直にうれしいですね♪
花屋から泥棒したひまわりをソーセージ屋さんのお姉さんにプレゼントしてソーセージをいただくなんて、犬刑事にあるまじき犯罪だけど見逃してあげます。
クンツの引き出しからお菓子を失敬するのは犯罪ではありません、日常です。
しかし、食べかけを残しておくのは犯罪かも(笑)。

妙な連続技も気になりました。
#11「手紙に焦がれる女」で、ホットドッグ屋さんが川辺に呼び出されて男を殺しちゃった現場検証で、レックスはカエルさんとお話してましたよね。
今回はお部屋にカエルの置物が。
妙に気にしているので、あのカエルがこんな姿になったような気がしてなりませんでした。
カエルが流行っていたのだろうか…。


追記(6月6日)
第二の被害者アニータは、パーティーに行きたいからネイルさんのカルメンを呼んだのですよね?
で、殺されてしまった、と。
新聞に載ってないことにしびれを切らしたカルメンが警察を彼女宅に向かわせるまで事件が発覚しなかったとは。
パーティーに来なかったことを誰も心配してくれなかったと思うとちょっと不憫。

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REX7 #11「手紙に焦がれる女」

スーパーの店主が強盗に殺された。
洗剤の箱を銃のサイレンサーとして使った犯行は、現在拘置中(かなり自由・笑)のエルヴィンの手口と同じだった。
しかも現場に残された酒瓶からは、当時エルヴィンのものとされた唾液が検出され、冤罪だったのか?と疑問が持ち上がる。


犯罪者に憧れる女性が結婚をネタに悪事に加担させられ、科学捜査の盲点をもとりあげたエピソードでした。
スーパーの店主への復讐ではなく、鉄壁のアリバイ&冤罪を主張するためだけだったのですね。
エルヴィンを手伝うホットドッグ屋さんの彼女がやりやすい場所だったというだけで、店主はとんだとばっちり。
「開いてるよ~」が人の好さをうかがわせるだけに気の毒です。
唾液と手口から「冤罪だ!」とエルヴィンや弁護士がぬかしても、「そうかも」じゃなくて「手伝ったものがいるはず」となるのは刑事の勘でしょうか。
酒瓶の口全部に唾液がついていたとわかる前からそうでしたよね?

手紙をやりとりしているうえに殺害現場があんなに近くでは話を聞かれないわけなくて、そうなるとホットドッグ屋さんの態度はどうみたってアヤシイからニキに目をつけられてしまいました。
他の女にも同じような手紙を送っていると聞かされて、その場では白状しないものの、嫌気がさして隠したお金をもって逃亡しようとしたら砂に埋没するという事故に遭い、レックスのおかげで一命を取り留めてようやくエルヴィンの企みを告白でした。
砂をかいて彼女の手を見つけ、その手に手を重ねるレックスにあたたかさを感じました(あってる?・笑)
自分も二人も殺しているから逃げたかった、と彼女の心情が伝わってくる展開でしたよね(珍しく)。
きっとふだんは気立てのいい看板娘(ちょっと年多いけど)なのかしら。
だから、接近するチャンス!と歯並びの悪くて汚い常連客も調子にのってしまったのでしょうね。

今日のレックスは、エルヴィンと同房だった男を追いつめて態度が悪いとビールジョッキをつついてこぼしてあげ、再び逃げたこの男と池で水遊び(男が水かけてくるのに目を細めてる顔、かわいいよ~)。
男が泳げないと察したのか、後ずさりして様子見る判断力にも感服です。
ラストは悪徳弁護士にふるまったお茶をひっくり返してあげることも忘れない、制裁という言葉を強く感じさせる締めでした。

でも大事件。
夜食を何にするかで、ヒト刑事たちは中華、なのにレックスはピザを御所望。
ホントにソーセージパンはどこにいってしまったのでしょう。
ピザを食べ終わり箱を閉じてゴミ箱に捨てる姿はまた見たいですけども。

そしてどうやらクンツは若い娘よりも、少し年の多めの女性の方が好きなようです。
自分に近い年齢の人ということなのでしょうけれど。

追記
忘れてました!
ホットドッグ屋さんを見張るのに、クンツとレックスが大道芸人に扮していたのを!
クンツの人にはそんな特技があったのか、と期待したら…そこそこの人でした(笑)。
対してレックスは、クンツの投げた輪をクビでキャッチし、ウクレレ(ミニギター?そんなのある?)を奏でるという見事な大道芸犬デビューでした。

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REXのこと

S7 になって、ラブラブな刑事同士なんて見慣れていないものを見せられてとまどいました。
が、ドラマは相変わらず大好きです。
以前にも書きましたが、マーク&ニキのラブラブ描写は、レックスとベックのいたずらの仕掛け合いとして見れば何の問題もありません(笑)。
マーク&ニキを見るレックスの目は、レックス&ベックを見ていたモーザーやアレックスのそれと同じなわけですよ。
つまりレックスは刑事部屋で犬刑事としての自覚がさらに強くなったのです。
レックスの中では自分が「殺人課、レックス」と電話を取るのも辞さない覚悟だと思います。
捜査の姿も凛々しく感じられるじゃないですか(二代目君が慣れてきたのもあるでしょうが)。
確かに、今までのイタズラたくさんのやんちゃなレックスが減ったのを物足りなく思うこともありますが、かわいらしいしぐさは健在だし、レックスだって成長していいでしょ?(笑)

今までの「レックスと人間のパートナー」という一対一の関係とは違っているのもとまどった一因ですね。
今シーズンでは誰と誰がパートナーかと聞かれれば「マーク&ニキ」という感じがします。
それもこれも、モーザー、アレックスはそれぞれにレックスと行動や生活を共にすることとなる絆を描いた貴重なエピソードがあるのに、マークにチェンジする時にはそれがなかったからですね。
マークにとってこれはハンデです。
噂の封印されたエピソードにそれらしきものがあったのだとすれば、今見せられているのがニキとのラブラブ捜査だとしても感じ方が違ってくるかもしれないのに。

人物関係をこれまでとは微妙にチェンジして見れば問題ないし(寂しさはちょびっとあるけど)、相変わらず由緒ある美しい建造物や場所を惜しみなく披露してくれるという、他国ドラマではあまりないアピールポイントも好き。
そんな美しい街並みにレックスを溶け込ませているのは素晴らしい手腕なのだと思います。
そして何よりも、つっこみ心をくすぐるストーリー(笑)。
素人梱包のプルトニウム、自宅に事件関係者を招いてしまう刑事、ホテルの続き部屋の施錠を確認せずに銃の手入れをする殺し屋、覆面を脱いだりかぶったり大忙しの犯人、かなり自由な女子刑務所、この俳優さんは何度目の登場かな?等々「おいおい!」と言わずにおれません。
ちょっと難解だな?と思えば、報告書を読むことにして経緯を説明してくれるのも、つっこみ箇所であると同時にそこで「なるほどね」と思う自分がいます。

結論。
私はREXを我慢して見てなどいません。
レックスのかわいさも活躍も、景色や街並みも、へんてこりんなところもひっくるめて楽しいのです。
もちろん感じ方はひとそれぞれ、嫌だと思う人がいるのも当たり前です。
ただ、私だったら嫌なドラマは見ません。
私の拙い文章では伝わりにくいかもしれませんが
「それはないだろ」と書いたとしても心の中では「それはないだろ~(笑)」なのです。
REXに限らず、ドラマ、映画、本にしても好きでないもののことは書きません。
なので寂しい気持ちにさせるようなことはご遠慮願いたいのです。
よろしいですか、鍵コメさん。
もちろん、御自分のコメントをみなさまにも公開していただけるのなら歓迎いたします。
感じ方の違いがあって当然なのですから、コメントで会話できたら楽しいことだと思います。
お互いに何か違う見方が生まれてくるかもしれませんし。
ですが、私一人に向けてのメッセージでしたら少し考えてみていただけませんでしょうか。
読んでいただけるかどうかわかりませんが。

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REX7 #10「誕生日の事件」

宝石店強盗の一人が店主を撃ってしまい、
仲間割れしたイリスがアンティークショップのタンスに盗んだダイヤを隠したまま警察に捕まり、
切られた方の仲間がニキを人質にして警察とイリスに交渉を持ちかける、
そんな事件が起きた日はマークの誕生日だった、というお話。


現場から逃げたつもりでも宝石店のすぐ近くではレックスに辿られちゃうよ、と思ったらそこからが本番でした。
ダイヤを隠したタンスは売り物ではなく修理で預かっていただけ、ニキを奪還するためにダイヤを探しに行ったらもう持ち主に渡した後でした。
それを取り返しに行くマークがへん
アンティークショップの店主から「彼女は警察を信用していない」と聞かされたからとはいえ、玄関マットの下に火を放ち、「ケーブル火災の点検です」ときましたよ。
警察が信用されない理由がわかるような気がします。

取引のイリスもダイヤも揃ったものの、イリスがダイヤ持ち逃げを選び(さすが4回目の登場、もう一回出るらしい・笑)、人気のない遊園地での逃走劇という見所もありましたが(自分で電源入れたくせに仕掛けが動いてびっくりしてキレてるマークは愉快)、本当の見所はマーク宅でのレックス。
ケーキを買いに行っている間に強盗兄弟が押し入り、ニキが縛られているのを見つけて自分も風呂場に閉じ込められてしまったものの、家の構造を熟知しているので脱出成功。
それのみならず、こっそりニキのロープをほどきにかかるし、ニキの目線で銃を隠すことを察知するし、強盗兄と屋上で対決するし、買ったケーキは無傷だし、ホントに大活躍のレックスでした。
買い物帰りにホワイトシェパードちゃんについて行っちゃうくらいなんてことないです。
以前大不評だったマーク&ニキのキスでのエンディング、今回は反省したのかレックスを割り込ませておりますが、ダメです。
マークのお誕生日なのだから、クンツもいなくちゃ!

レックス大活躍なのでしたが、ニキが視線で「銃を隠せ」というところ、この二人に絆が感じられないせいかレックスが賢いだけみたい(笑)。
確かに賢いのですけどね。
余計に殺人課のリーダーとしての自覚を持った犬刑事と見えてきました。
それに、なんでマークの家の屋根にすぐ使えるチェーンソーがあるのさ?
あそこはレックスが歩くところなのですから、そんなもの置いておくなんて!
マークは飼い主としても問題アリです。

先日、新参者さんにコメント欄でご指摘いただいたマークの天蓋ベッド、確認できました♪
おっしゃるように天蓋というよりは、乙女チックなカーテンで仕切ってベッドルームを設えた、という感じでしたね。
家の構造上、部屋の区切りがないからなのでしょうが、問題はそれに選んだ材質ですよね。
レックスのベッドルーム仕切りはスクロールカーテンでかっこいいですもの(絶対レックスが選んでます!)、あの乙女チックなふわふわ感は問題ありかと…(笑)。

追記
遊園地のマジックミラーハウスで銃を撃つところ、全然笑うところじゃないのにステキな映画を思い出して大笑いしてしまいました。

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REX7 #9「美女連続殺人」

金持ちの女性宅に郵便配達を装った男が侵入し、裕福な生活を責め立てて首を絞めて殺してしまう。
そこへ本物の郵便配達がやってきて第一発見者となるが、心肺蘇生をしようと遺体を動かし、現場を荒らしてしまったことを警察から叱られてしまった。


君のせいで現場が荒らされた!みたいに警察が怒ってましたけど、あなたたちを見ているこっちはいつもそんな気持ちですよっ!
怒っていたのがクンツなので許せる範囲ですが(笑)。

金持ちと離婚して裕福な生活を満喫する妹の仕打ちに耐えられず、妹への怒りを他の金持ち女性に向けていた元郵便配達人。
自分は日光浴してるくせにお兄さんには庭の手入れを要求し、自分所有のアパート(元夫からいただいたのかしら?)の管理の仕事も解雇、と妹はいつも強気。
兄さんからの脅迫めいた顔を焼かれた人形を見ても全く動じませんでしたよ。
それもそのはず、彼女、GSG-9に出ていたんだものね。
女性レギュラーというと、隊長の指令を伝える係というか実質的に隊を仕切っていたあの彼女ですかね。
S1しか見なかったので顔忘れちゃいましたが。
兄さんに池に放り込まれ、レックスの機転で助かったものの、「私が悪いの?」と最後までキツイ妹。
病気のこと知らなかったのかな?
それほどまで関係の希薄な兄妹ということなのでしょうか。
間に「ロシアンルーレット」は入ったものの、2週続けて姉妹、兄妹の冷たい雰囲気が流れるという、国民的ドラマにあるまじきエンディングですよ。

今回のレックスはちょっと物足りないです。
郵便配達を呼び止めたり、没交渉のはずの妹の香水を兄の部屋で感じたり、と人刑事たちにはできないいい仕事をしてはいますが。
池に飛び込む姿は思い切って飛びますっ!な感じでよかったですけど、助けたのが強気な妹だからかなあ…(笑)。
それに今回のマークとニキは何ですか?
前回せっかく「じゃれてる二人を見守るリーダー・レックス」という見方を作り上げたのに(笑)。

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