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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「REX~ウィーン警察シェパード犬刑事~」の記事一覧

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REX6 #10「欲望の果て」

ホテルの日焼けサロンで女子大学生ニクルの絞殺体が発見された。
彼女は経済を学ぶ大学生なのに裕福な暮らしをしており、共同で論文を書いた学生は「金持ちそうな年上の男性と車にいたので売春をしていたのだと思う」と証言する。
ニクルの働いていた売春宿を探し始めると…。

年上の男性と車にいた=売春かなあ?
「いいパトロンがいる」だと思うんだけど。
でも売春宿で働いているが正解なんだけどね。
ニクルは売春で稼いだ金を元手に株で儲けるという、大学生。
あのくらいの暮らしをしていたらもう元手を稼ぐ必要はないような気がするのですが。
油断はしない、ということなのでしょうか(笑)。
ニクルが働き者なら警察もまた働き者で、売春宿を夜通し片っ端からあたるローラー作戦(いつものやつ)。
クンツが判事から秘密の高級売春クラブを聞き出さなければどうなっていたことやら。

インサイダー情報をなじみの売春婦に話したら、たまたま彼女が株に詳しくてその情報を言い触らされたら株が値下がりしてしまう!と殺してしまった、というお話でした。
監視カメラでその情報を知った女将が無暗に株を買おうとして殺されてしまったり、
上司からクビと殺人の二択を迫られ泣き出す犯人とか、みなさま欲望のままに動いておりました。

で、外国に逃げようとする犯人の軽飛行機にレックスが飛び乗り(しっぽが挟まれそうだった!)、
吠えかかられて降参…そうなると思ったのに。
犯人は助走状態の飛行機から自分だけ飛び降りてレックス置き去り。
ここでレックスが操縦席に移動したので、飛んじゃう?止めちゃう?とワクワクしました。
WAONだって飛行機操縦してるしね(あのお子様ランチプレート、欲しい…笑)。
クンツが並走させる車からアレックスが移り停止させるという、現実的なアクションを見せられ「レックス空を飛ぶ」の夢は打ち砕かれました。

暗闇でものが識別できるという訓練は売春宿の清掃係を見つけた以外で役に立ってましたか?
ベックとクンツはこの訓練に付き合わされた休日出勤だったわけですか?(笑)

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REX6 #8「死の芸術」&#9「愚かな計画」

死の芸術
女性の身体を白布でまとい、「死」をイメージした写真を撮る写真家のリーダー。
そのテーマで個展を開くが、本当に殺した女性を撮影しているのだった。

モデルにスカウトされたイリスが脱がなくてもいいと言われているのに「むしろ脱ぎたい」と積極的に服を脱ぐ姿に、「ああ、このドラマの女優さんもそういうことだったのかも」と変に納得してしまいました。
しかし、イリスはキレイに痩せたことが嬉しくてみんなに自分を見てもらいたかったのだとか。
犯人のしたいことはわかったけど、謎多過ぎ。
イリス殺してから1週間後に個展開いてるよね?
「被写体二人で、一人はイリス」ということは、もう一人はプールでスカウトした女教師?
この二人がいなかったら個展はどうするつもりだったんだ?
イリスがスタジオで見ていたのは「仮死」の写真で、それを展示するつもりだったけれど、思いがけずに本物が手に入ったので、ということでしょうか。

リーダーの予定なんかどうでもよくなるくらいに、レックスパートも都合よすぎ(笑)。
リーダーの隠した鍵に犯罪の臭いを嗅ぎ取ったアレックスは、レックスに泥棒を命じます。
なんと、引き出しを開けて鍵を取ってくるよう練習までさせましたよ。
本番でレックスは難なくこなしますが、この時の引き出し見ました?
レックスが取りやすいようにふかふかタオルの上に鍵がありましたよ!
リーダーはそれほどまでに鍵を大切にしていたのでしょうか(笑)。
当然、鍵を戻す時もタオルがクッションとなり音はしません。
しかし、咥えて歩いている時ちゃらちゃら言ってたような気がする。
せめて、あの部屋に音楽が流れていればかなりいい線いってたのに…(ウソ)。
とにかく、このシーン、びっくりしすぎてかわいいくらいでした。

アレックスがマキ割りしてるのを積み上げようとして逆に崩してしまったり、鳴っていた固定電話を携帯電話と同じ感覚で外に持っていったりと、レックスにしては不調なようでした。
車降りるなりサッカー遊びの子どもたちに紛れ込んで夢中だったり、最近のレックスは刑事としてよりもワンコ部分の活躍が多い気がします。
でも、鍵の扱いが上手だったので相殺です。
それに、固定電話の件は携帯電話にかけないベックのミスだよね(笑)。

そうそう、なかったことにされたかと思った死を嗅ぎ取ったポーズ、やってましたね。
忘れてなかったんだ(笑)。



愚かな計画
営業時間終了後の銀行に強盗が侵入し、行員一人を射殺し頭取を人質にして逃走。
しかし捜査してみると、この銀行は多額の負債を抱え、たまたま貸付られた大金を盗られていること、頭取夫人には離婚契約書があって死別でもないかぎり金銭的に不利であることがわかる。

愚かな計画って、今回に限った事じゃないよね(笑)。
いつもに輪をかけてということでしょうか。
確かに、防犯カメラに写るからの演技だったのに忘れもの取りに来た行員に対して頭取は「殺れ」って頭振っちゃってるし、横領で前の職場を解雇されているような男を共犯に選んじゃうし、頭取の愛人の秘書も強盗練習で興奮したのか犯人役の男と関係して妊娠、でも頭取は不妊症で「俺の子じゃない」と内輪揉め。
妊娠判るくらいの時間があったのにこんな計画…というところがタイトルの所以なのかしら?
頭取夫人とゴルフコーチの不倫なんてかわいく見えましたよ。

逃走する頭取が、観光バスをのっとりそのバスの屋根にレックスが乗って追跡!
なんて危険なことさせるのでしょう。
乗ってどうする?目印?と思ったら、ルーフから中に入れたのですね。
「頭取、終点ですよ」とアレックスがうまいことオチをつけて、めでたしめでたしですよ(笑)。

捜査会議を兼ねての食事中、レックスだけはピザ職人さんに遊んでもらっている!と思ったら、なんとお持ち帰りピザ特別メニューをご注文中でした。
刑事部屋に戻って完食、きちんと蓋をしてゴミ箱に捨てるエライ子ですねえ。
でもアレックスはレックスの健康管理にもう少し注意を払って!

捜査でわかった「頭取のお父さんは電気技師、だから頭取も」って話もどっきりしたなあ。
このどっきりがあるからやめられません(笑)。

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REX6 #7「母の追跡」

悪徳弁護士が、イタリアから鳥を輸入しているジャンニに赤ちゃん誘拐を命じ、偽造書類で養子斡旋をしている。
道中で赤ちゃんを死なせてしまい「悪いことはできない」と足を洗うことにしたジャンニの元へ、ジャンニの知人サンドラが「マルコを返せ!」と乗り込んでくる、というお話。

原題、「ベイビーディーラー」ですよ。
赤ちゃんを仕入れて売り渡す、文字通りディーラーです。
うっかり殺してしまったことを天啓と感じ、足を洗おうとするジャンニはいい人なのかもしれませんが「その前に気づけよ…」という気もします。
弁護士に恩があったんだよね。でもその元も書類偽造って、やっぱりジャンニは…(笑)。
知人のサンドラから赤ちゃんを盗んできたというのは、
いつもの犯人同様の緊張感のなさなのか、サンドラの行動力を知っていての選択なのか(ジャンニの部屋のドアを蹴り上げる姿は勇ましかった!)、ジャンニの心理は微妙。
私的には後者であることを信じてあげようかしら。
赤ちゃんを買った夫妻がサンドラを退けずに、マルコを抱かせて帰らせてあげるところも含めて善を信じたいですよ、こんな話題では特に。
ということで、原題よりもサンドラの行動力を見事に表した邦題の勝ちだな、と思いました。

レックスはアレックスと一緒にペットショップでお買い物♪
自分でカート押してるえらい子です。
この姿もいいですが、できれば自分で欲しいものを選んでいる姿も見たかったな。
おばあちゃんがドッグフード缶詰を万引きしようとしているのをアレックスが止め、
その缶詰とレックス用のボーンをおばあちゃんとワンコにプレゼントしてましたよね。
夕方のニュースなどで、万引きGメンの仕事ぶりをやっていたりしますが
そういうお仕事であるとはいえ「盗むのを待っている」姿がどうも腑に落ちなくて。

盗んだら捕まるということを経験しないといけないということなのでしょうが。
なので、このアレックスの行動を私は評価します(笑)。

で、案の定、イネスのことなどまったく話題に上りませんでした。

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REX6 #6「孤独な戦い」


武器売買を告発しようとした記者が入院先で死亡したのは、武器売人の手下が看護師を抱き込んで殺させたものだった、
手を下した看護師は口封じのために殺されてしまった、
看護師は同僚にすべてを告白する手紙を万が一の時のために残しておいた、というお話。

大事件ですよっ、アレックスが女性に関心を示しましたよっ!
冒頭からクラブではしゃいだりしておかしいとは思ったんですよ。
いや、はしゃいでいたのはクンツとベックですが(笑)。
明日休みだからってみんなで一緒にクラブに行くのはちょっぴり涙モノ。
レックスにDJの真似っ子をさせたかったのかしら?
以前いい感じになりかけたのは鑑識の人、今度は看護師さん、
アレックスはパリッとした仕事をしている人が好きなのかもしれません。
でもこの看護師さん、イネスともこれでお別れのようです。
彼女はもうすぐ別名で刑事としての登場が控えてますからね(ネタばれじゃないよね?HPにも書いてあったもの)。

アレックスの追う看護師殺人事件が、保安局の追う武器密売事件と結びついていて
理由も告げない横槍にアレックスが歯向かうという珍しい展開もありましたね。
保安局の人が微妙な悪人顔なので、
横槍が逮捕間近の潜入捜査中だからなのか、汚職絡みなのか、なかなか判断つかないのもミステリーでした。

武器密売人が売ろうとしていた小型爆弾がアレックスの車に仕掛けられ、爆発の時間が迫っている!という緊迫したシーンもありましたね。
見逃さなかったクンツと走行中の車の窓から爆弾取るレックスのお手柄でした。
が、止まっちゃいけなかったのか?
犯人追うのも止められなかった、ということでしょうか。

夜通し遊んで現場に向かう車内で会話しているシーンがあったじゃないですか。
あれ、誰が運転してるんだ?と怖くなりましたよ。
酒呑んでないのはレックスだけでしたもの(笑)。
タクシーだったのね、よかった、よかった。

それにしても看護師殺害事件の目撃者は、ずいぶんと目がいい人でしたね。

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REX6 #4「不死の薬」&#5 「牧場の陰謀」

#4「不死の薬」
チベットで不死の薬を手に入れ150歳まで生きたとさる伯爵が薬草の調合をメモしているはず、と遺品のなかにそれを見つけようという宝探しなお話。
国立図書館、本物でしょうね。
傷つけた鍵付き展示ケースは大道具でしょうけれども。
本のエレベーターみたいな装置も珍しくて喜んじゃいました。

大学生たちの執念、すごかったですね。自宅はクスリ工場ですか。
薬学部か何かの学生で、「薬(クスリでも可)は儲かる!」と憑りつかれたかのようでした。
で、結局は秘薬の作り方が外に漏れないよう、白檀の箱を開けると毒が仕掛けてあったとかで大学生のひとり死亡。
それを追っていたレックスも泡吹いてました。
駆け寄るアレックスが大いに取り乱している間に箱紛失(笑)。
チベットのお坊さんのおかげでレックスは助かって(なんか神秘的なシーンだったわけですね・笑)、
箱も盗んだ男も捕え、秘薬の書は元々の国チベットへお坊さんと戻ることになりましたとさ(いいのかな?)。
レックス、医者に診せなくていいのかな?
「扁桃腺が腫れた」と診察受けたりしていたので「また来たの?」なんてあるかと期待したのに。
ここ、待合室が人間だらけだったので人のお医者さんに連れて行ったのかと思いましたよ。
慌てて巻き戻って、待合室の鳥かごと診察室で犬がいろいろ書かれた張り紙を確認して「あ、獣医だ」と一安心(笑)。
そういえばモーザーに獣医の彼女いましたよね?
アメリカに半年行くとか言ってましたがウィーンには戻ってこなかったのかしら?

で、病院のシーンは何だったのさ?「静かであたたかいところ」とか全然守られてないし。
「まさか、犬に薬?」というクンツの言葉に機嫌を損ねるレックスを見せたかったのかしら?
「しばらく病欠だな」なんてセリフが欲しかったですよ。

そうそう、図書館の死体があったあたりでレックス固まっていませんでしたよね?
死体のあった場所で固まるというあの設定、なかったことになってしまったのかしら?
それともあの時はまだ死んでなかったのか?(笑)


#5 「牧場の陰謀」
馬術競技の馬シリウスが調教師による無理なトレーニングで足を骨折し安楽死させられる。
もうすぐ保険会社が馬の健康診査にやってくるので慌てて他の馬を代役にし、シリウスはその後に誘拐されたことにする。

乱暴な調教、厩務員の死、保険金詐欺、保険金詐欺をネタにゆする動物愛護団体、と一頭の優秀な馬をめぐっての人間たちの醜さが渦巻いてました。
救いは、殺された厩務員が本当に馬を愛していたらしいこと、
愛護団体の妻の方が本当の愛護者だったらしいこと、
シリウスでオリンピックに出たかった娘さんが悪事に加担した母親を許さなかったところでしょうか。

そんなこんなでまたいきなりな終わり方。
また例の「時間になっちゃったからこんなもんでいいかな?」な感じ。
あの厩舎がどういった事情で金銭的に困っていたのか、保険金詐欺はどこらへんからだったのか、そんなことも放りっぱなしです。

なので、馬とくればレックスですよ。
初代が馬を連れ帰ろうと引き綱を車のドアミラーにかけた後、ひょいと車に乗り込んだら二代目くんになっていたという衝撃の登場を思い出しました(S4 #15)。
今回も上手に手綱を引いていたし、火の中をものともせずに馬を助けようとがんばりました。
動物を愛するレックスの勇敢さに見惚れるエピソードですね。

そして冒頭では、アレックスとベックとレックスに証人として裁判に出るようにと召喚状が。
ということはレックスは正式に刑事として登録されているの?
「もう一人の刑事は?」と探す裁判官、「ここにいます」というアレックス、お約束コントだ。
アレックスは裁判の最中にも携帯電話の電源を切らないマナー違反者だということもわかりました(笑)。

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