死の芸術
女性の身体を白布でまとい、「死」をイメージした写真を撮る写真家のリーダー。
そのテーマで個展を開くが、本当に殺した女性を撮影しているのだった。
モデルにスカウトされたイリスが脱がなくてもいいと言われているのに「むしろ脱ぎたい」と積極的に服を脱ぐ姿に、「ああ、このドラマの女優さんもそういうことだったのかも」と変に納得してしまいました。
しかし、イリスはキレイに痩せたことが嬉しくてみんなに自分を見てもらいたかったのだとか。
犯人のしたいことはわかったけど、謎多過ぎ。
イリス殺してから1週間後に個展開いてるよね?
「被写体二人で、一人はイリス」ということは、もう一人はプールでスカウトした女教師?
この二人がいなかったら個展はどうするつもりだったんだ?
イリスがスタジオで見ていたのは「仮死」の写真で、それを展示するつもりだったけれど、思いがけずに本物が手に入ったので、ということでしょうか。
リーダーの予定なんかどうでもよくなるくらいに、レックスパートも都合よすぎ(笑)。
リーダーの隠した鍵に犯罪の臭いを嗅ぎ取ったアレックスは、レックスに泥棒を命じます。
なんと、引き出しを開けて鍵を取ってくるよう練習までさせましたよ。
本番でレックスは難なくこなしますが、この時の引き出し見ました?
レックスが取りやすいようにふかふかタオルの上に鍵がありましたよ!
リーダーはそれほどまでに鍵を大切にしていたのでしょうか(笑)。
当然、鍵を戻す時もタオルがクッションとなり音はしません。
しかし、咥えて歩いている時ちゃらちゃら言ってたような気がする。
せめて、あの部屋に音楽が流れていればかなりいい線いってたのに…(ウソ)。
とにかく、このシーン、びっくりしすぎてかわいいくらいでした。
アレックスがマキ割りしてるのを積み上げようとして逆に崩してしまったり、鳴っていた固定電話を携帯電話と同じ感覚で外に持っていったりと、レックスにしては不調なようでした。
車降りるなりサッカー遊びの子どもたちに紛れ込んで夢中だったり、最近のレックスは刑事としてよりもワンコ部分の活躍が多い気がします。
でも、鍵の扱いが上手だったので相殺です。
それに、固定電話の件は携帯電話にかけないベックのミスだよね(笑)。
そうそう、なかったことにされたかと思った死を嗅ぎ取ったポーズ、やってましたね。
忘れてなかったんだ(笑)。
愚かな計画
営業時間終了後の銀行に強盗が侵入し、行員一人を射殺し頭取を人質にして逃走。
しかし捜査してみると、この銀行は多額の負債を抱え、たまたま貸付られた大金を盗られていること、頭取夫人には離婚契約書があって死別でもないかぎり金銭的に不利であることがわかる。
愚かな計画って、今回に限った事じゃないよね(笑)。
いつもに輪をかけてということでしょうか。
確かに、防犯カメラに写るからの演技だったのに忘れもの取りに来た行員に対して頭取は「殺れ」って頭振っちゃってるし、横領で前の職場を解雇されているような男を共犯に選んじゃうし、頭取の愛人の秘書も強盗練習で興奮したのか犯人役の男と関係して妊娠、でも頭取は不妊症で「俺の子じゃない」と内輪揉め。
妊娠判るくらいの時間があったのにこんな計画…というところがタイトルの所以なのかしら?
頭取夫人とゴルフコーチの不倫なんてかわいく見えましたよ。
逃走する頭取が、観光バスをのっとりそのバスの屋根にレックスが乗って追跡!
なんて危険なことさせるのでしょう。
乗ってどうする?目印?と思ったら、ルーフから中に入れたのですね。
「頭取、終点ですよ」とアレックスがうまいことオチをつけて、めでたしめでたしですよ(笑)。
捜査会議を兼ねての食事中、レックスだけはピザ職人さんに遊んでもらっている!と思ったら、なんとお持ち帰りピザ特別メニューをご注文中でした。
刑事部屋に戻って完食、きちんと蓋をしてゴミ箱に捨てるエライ子ですねえ。
でもアレックスはレックスの健康管理にもう少し注意を払って!
捜査でわかった「頭取のお父さんは電気技師、だから頭取も」って話もどっきりしたなあ。
このどっきりがあるからやめられません(笑)。
