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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「サード・ウォッチ」の記事一覧

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サード・ウォッチ5 #105「罪の十字架」

モンロー、大ピンチ。
ドクに銃を奪われた件では謹慎処分を受けただけで何の釈明の場も与えられないことにイラつき、帰途で追突炎上事故を起こしてしまう。
しかしこの事故、モンローが追突した車と他の車がグルとなった保険金詐欺。
ブレーキランプが点灯しないようにして後続車にぶつけさせるというもの。
が、運悪く車が炎上、助手席に乗っていた子どもが死亡するという惨事。
モンローは事故の加害者として狙われたという被害者でもあるが、車がぶつかったことで子どもが死んでしまったという事実は消えない。
「後部座席は危険だから」という母親と共に一生残るのだろうな。
「自分はいい警察官だから少しぐらいのことは神様が多めに見てくれているのだと信じてた、でもドクに銃を奪われ、釈明の機会ももらえず、死亡事故…」というのは辛い。
ドクの事件はこんな影響も引き起こしているのだ。
カウンセラーは、救命士だけでなくモンローも救ってあげたい対象に加えて欲しい。

新人消防士JD登場。
彼は元警察官で新人時代FBIに言われるままに同僚の不正を証言したことで警察を辞めて消防士になったらしい。
その時クルーズの同僚が有罪のプレッシャーに耐えかねて自殺したとか。
仲間が大切なのはわかるが「JDの告発のせいで、刑務所行きに耐えられなくて自殺した」というのは警察官の言葉としてどうなのだろう?
このJD、モンローの事故で相手の車のブレーキランプの細工にいち早く気付いたり、と正義感の人のようだ。
クルーズとの確執も、消防仲間は受け入れてくれた様子。あとはその正義感が鬱陶しくないことを祈るだけだ。
最近、消防パートが少ないので彼が希望の光かもしれない(笑)。
ジミー異動の後、隊長になってたのはウォルシュでしたか。視聴者への報告遅すぎ(笑)。

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サード・ウォッチ5 #104「家族の肖像(後編)」

ボスコが不幸の底に突き落とされるのは免れたようだ。
マイキーは本当にクスリは使ってなくて売ってるだけ(逆に褒めてやりたい気もする、よく我慢できるよね)。
対抗組織を潰すためにお兄ちゃんを利用したことは確かだが組織の上からの圧力に怯えていたらしい。
子どもの頃、パパの暴力を見たくなくて逃げ込んだ海辺で感情のままに話した結果、ボスコにはマイキーがぐれた理由が見えた気がした。自分のせいだって思っただろうね。
「二人でここを出よう、あの船で世界で一緒に闘おう」、弟を慰めるための言葉が、マイキーにはお兄ちゃんが自分を連れ出してくれる魔法の言葉、それを信じていたのに置いていかれたと思っていたのね。
気持ちの通じ合った兄弟として、警察官として、クルーズに「逃げも隠れもせずにスパイダー犯行の証言をするから身の安全を保証してくれ」と必死の交渉。
クルーズに通じるかどうか心配だったが願いは聞き届けられた。あとはスパイダー一味を摘発へ。マイキーも言ってたけど人数少なくないか?(笑)
稀に見る銃撃戦はスパイダー死亡、警察官一人負傷。これだけで済んだのは奇跡だ。
なんとなく警察内部には事件が解決して穏やかな空気が流れていたが…ボスコが気付いちゃいました、「何故クルーズが兄弟の思い出の場所を知っているのか?」。
パパが懸賞金欲しさにマイキーを売ったんですね。家賃の高そうなロフトに住んでるけど借金があるんだってさ。「懸賞金は弁護士費用に充てる」とも言ってるがわかったものではない。
パパが好きで、信じているのにかわいそうすぎる、とボスコはマイキーに知らせないでくれと懇願。
兄弟の絆は戻ったけれどパパとの溝は深くなった気のするボスコレッリ家。
でも、しつこいですが、私の知るジョニー・サクリモーネは家族を売ったりしない!娘の結婚式に最後までいられなくて泣き出す男ですよ。あまりにも対照的な役なので混乱極まる。

消防パート、ドクの件で救命士たちには精神的な助けが必要だが本人たちがカウンセリングを敵対視しているので担当精神科医は「話の出来る人に話して、誰もいなければお互いで」との苦肉の策を提案。決まりだから、だけでなく彼らを助けたいと思ってくれているようで頼れると思うんだけど。

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サード・ウォッチ5 #103「家族の肖像(前編)」

ボスコが不幸になる番ですか?
弟マイキーのクスリ断ち半年記念を祝って両親を交え久しぶりに家族四人での食事に幸せな気分で目覚めたのも束の間、「前日のクスリ元締め摘発は敵対組織のマイキーがお兄ちゃんを利用した」と乗り込んできたクルーズに聞かされる。
更生を喜んだのに裏切られたと感じたボスコはマイキーと同居しているというパパの家へ。マイキーが売人である証拠を見つけようとするが…。
このボスコパパ(Vincent Curatola) 、私の好きなジョニー・サックじゃないですか。
ジョニーは素人さんに迷惑かけず仁義を通す正しいマフィア、でもボスコパパはタクシー運転手であの生活、マイキーよりも怪しいんじゃないですか?
殺された男と電話してたのもマイキー名義の電話を使ったパパって可能性もある。
でもマイキーがパパを豪華なロフトに住まわせているのかもしれない。
どうしてもどちらか一人はボスコを裏切っていることになってしまうの?
縁を切る決心をしたとはいえ、更生に努力する姿を見たから、弟だから手を差し伸べたのに。
ボスコは頼ってくる人を見捨てるような人じゃない、そこにつけ込んでるのだとしたらパパでも弟でも許さん。

ドク事件でモンローは1ヶ月の停職処分、救命士班のキム、カルロス、レヴィンはドクが動機と語る9.11の真理的打撃を探るためカウンセリング。あの事件にこのまま蓋をするわけにはいかないのだろうな。
ヨーカス家、急にフレッドの物分りが悪くなってますよ。
今まであれだけフェイスに献身的だったのにこの変わりようは…。
パトロール勤務に拘るフェイスとの交渉決裂、といったところなのか。
最近のフレッドだともう少し話し合ってもよさそうな気がするけど、フェイスか、フェイスが強情なのか?
だってフレッドはフランク・ソボトカ(The Wire)だもの…(笑)。
不穏な空気を察してフェイスに寄り添ってあげるエミリー、いいお姉さんになりました。

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サード・ウォッチ5 #102「この世の果て」

モンローのアパートから戻ったドクは自分の部屋を片付け制服に身を包んで署に向かうと署長のスティーパーに発砲。居合わせたキムや消防隊員が手当てしようとするのを遮り「救急が到着するまでの15分がどんなに長いか思い知らせる」と言う。ドクが銃で人質を取った立て籠もり事件と判断した警察は特殊部隊を配置する。

ドクのサヨナラエピソード。最終回にも登場するようですが。
オープニングで部屋を片付けるドクはパーティーの後片付けなのだと思ったらこれから仕出かすことへの整理だった。
どんどん片付いていくドクの部屋と銃を探して部屋を引っ掻き回すモンローが対照的。
パーティーでモンローに接近していたのは銃を盗むためだったのか?それじゃモンローがかわいそうすぎる。
みんなを守るためにスティーパーを思い知らせる、と矛盾してはいないか?
この分署がなくなると助けを求めている人の元へ駆けつけるのが遅くなるという言い分はわかる。でもこんな身勝手な思い遣りでは「病んだ男の立て籠もり事件」で片付けられてしまうぞ。
ドクはサリーに語ったように何もかもに疲れてしまったんだろうな。
こんなひどいことをさせなくても…というサヨナラエピソードでも、「ドクは自分を撃ったりしない」と信じてスティーパーの手当てをするカルロスは立派だったし、自分を助けてくれたことを思い出させ「これからは自分がついてるから」とドクを包み込むサリーはさすがだった。
ドクをわかっていてくれる人はいるのだ、ということがわかりましたからね。私は苦手キャラだったけど。

ボスコVSナルドはやはりな展開。
ママを人質に、ボスコを連れて「こいつが俺をはめた」とマフィアの新ボスに言い訳をしに行く。
一度疑われたらお終いの世界であることをみんなが知っている。殺されるか組織を売るしかない。ボスコは三択で刑務所に入ることを挙げていたが刑務所入ったら命の保証はないでしょ。
思いつめたナルドは銃口を自分の頭に向け「立派に死んだと伝えてくれ」と言い残し引き金を引くという、思い知らせるためのボスコ&モンローの作戦は苦い結末になった。
「なんで他のやつらみたいに上手く付き合えない?」と怒るナルドがあわれ。他の警官とは便宜を図り合うのにボスコだけは言うことをきかないのだもの。
仲良くしたかっただけというチンピラの末路はある意味潔かったけど、ボスコは自分を責めないか?ママのことでせいいっぱいか?

たいへんなボスコに復帰したフェイスはデスクワークが不満で「またパートナーとしてパトロールしたい」と言い出す。パートナー解消を言い出したのはフェイスなのに。
この復帰もフレッドはまだ早いと思っているのに、フェイスは「事件の前の状態に戻ること」が全てを解決すると考えているようだ。
また家庭が荒れたり、クルーズとの火花が散るんだろうな。
で、その間でボスコが悩む、と。

2月2日追記
涙ながらにサリーに訴えるドクの「9.11の時、トリアージを作って待機していたのに誰も助けられる人がいなかった」というのは、9.11特番「彼ら自身の言葉で」で印象深かった言葉。
ドクの喪失感はここから始まっていたんだな…。

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サード・ウォッチ5 #101「崩壊序曲」

ボスコがママのバーを訪ねると「ナルドがよろしく」と伝言したと聞かされる。逮捕を恨みに思っての脅迫と思い、忠告しにいくと「ポーカーマシンのママの取り分」と現金を渡される。警察のカメラがあることを承知のナルドはボスコに汚職の嫌疑がかかるよう仕向けたのだった。
新署長スティーパーは「消防士と救命士が一緒に待機しているのはこの分署だけ、これからは着替え以外は外で待機するように」と救命士に命ずる。いきなりの変更に驚くが他分署と同じになるだけ、と受け入れようとするキムに対し、「分署閉鎖作戦だ!」とドクは息巻く。かと思うと警察、消防、救命士、病院の仲間を招待して自宅でパーティーを開くという。

恐い!何がってドクが!
怒ってるキムを拗ねる恋人をあやすようにパーティーに来る気にさせ、背を向けるととたんに冷めた表情。
みんなは最近のドクはへんだから…で深く考えてもみない。
精神が不安定で今高揚期というわけではなく、全て計画しての行動のようだ。
何をするんですか?ってスパドラのエピガイが目に入ってしまったのでわかってるんだけど(笑)。
意見が対立することはあったが仕事で接する人たちを仲間だと思っていた、それだけは伝えたいってことなんだろうけども。
モンローはどうなるのよ?

ボスコとナルドの関係も恐いことに発展しそう。
はめられた仕返しにナルドをマフィア検挙の協力者と誤解させるような振る舞いで、ナルドの店は銃撃に遭う。
間一髪逃げ出したナルドの復讐先はマフィアじゃなくてボスコなんだろうな。
ところでこのナルド、NYPDブルーのマルチネス(Nicholas Turturro)じゃないですか。真面目な警察官だったのに、今じゃマフィアの下っ端とは。
マルチネスといえば、お父さん(Luis Guzmán)はすごい悪役顔なのに真っ直ぐすぎる善人でしたよね。
そのお父さんもOZではヘルナンデスという見た目のとおりの役で安心したのを思い出す(笑)。

最近音信不通だったフェイスが(笑)ボスコに連絡取ったらしい。
「来週から仕事に復帰する、警部補にパートナーになれるように言って」、これも恐くないですか?
ここ数回どうしていたのか全くわからないのに、パトロール警官として復帰できるの?
セラピーで吐き出したことで身体が回復したにしてもボスコと再びパートナー組みたいというのは…乗り越えなければならない壁だと思っているのか?別の計画があるのか?

カルロスとお兄さんのパートはこれでおしまいかな。
救命士を一段低く見ている感じのお兄さんに戸惑いを隠せなかったものの、カルロスが仲間に愛されていることはお兄さんにも十分伝わったようで。
救命士に誇りを持っていると宣言できるカルロス、立派になりました。
ところでカイリーの手術のこと、どうなったのでしたっけ?

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